ロレックススプーン　ビンテージ　レア　アンティーク インテリア・住まい・小物

ロレックスの古いタイプのスプーンです。

スイスの宝飾会社ブヘラー社はノベルティとして、ロレックスの時計を購入してくれた顧客に記念のスプーンを配っていました。やがて、ロレックスを購入した顧客のみならず、スイスのホテルや観光地でロレックス販売促進のため、観光客にもスプーンが配られるようになりました。日本人が大挙してヨーロッパを席巻したバブル時代に、ロレックスを買わずともかの地を訪れた記念として、たくさんのロレックススプーンが日本に持ち帰られました。

今ではスプーンリングとしての再利用が人気ですが、世界にはロレックススプーン収集マニアも存在します。


今回出品したスプーンのハンドルの模様は最近の十字ではなく、旧タイプのバラのデザインです。

町は四本がルツェルン、一本はジュネーブです。
ルツェルンでも、スプーンを持つ部分に名前が入ったもの、すくうためのお皿部分にルツェルンの名前が入ったものがあります。ちなみに最近のロレックスルツェルンスプーンはもはや嘆きのライオンではなく、湖など風景が描かれたパターンもあります。

ロレックスのスプーンはルツェルン、ジュネーブ、ベルン、インターラーケン、サンモリッツなど20近くの町をモチーフとし、さらに時代によって素材やデザインを変えているため、80近くの種類が報告されています。

裏の刻印は一本のみステンレス製とされるCB です。創業者カールブヘラーの頭文字とのことです。

他の刻印は銀を含有するCB 6.9 M , B 100 12です。
これらのスプーンは、明らかに古いタイプといえます。またこのような刻印表記はヨーロッパでの銀の含有を表す刻印のスタイルに似ています。

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